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​​131 社員食堂 / Share kitchen

改修以前はビルの中で住居スペースとして使われていたらしく、畳敷きの和室の中には床の間や襖戸の押し入れなど50年前の生活の名残を残していた。空間構成は分節していた部屋の間仕切りを解体し全体を大きく一つの空間とし、床をエポキシ樹脂による塗装でしあげている。樹脂には微量の白塗料が足されており、床の凹凸によって濃淡が出来、雲の様な不均質な模様を生んでいる。
社員食堂では毎週に食事会が行われており、ビル内の方々だけでなく、様々なジャンルの方々や地域の方と作る、食べる、話す、片付ける―。これらのプロセスを通してクリエイティブなコミュニティを誘発し、互いの気付きや情報を共有していく。
また、食事会とは別に月に数回、食をテーマとしたイベントや映画鑑賞、トークセッションや勉強会なども行われる。そこで様々なジャンルのプロの方をお呼びし食、デザイン、健康、農業、経営などジャンルをこえた様々な知識の共有が行われる。

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