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​​131 1F project / Garry & Office

自分たちの手によって設計・施行、材料の発注など全ての工程を3ヶ月の間で行った。
小伝馬町は問屋やオフィスなどのビルが建ち並んでおり、道路に面したファサードは一貫した風景が続いていた。施主からはその風景の中に、ある意味異質的で象徴的なファサードをつくるように頼まれていた。そこで、エントランスは大きくホワイトボックスが挿入されたような開口をあけ、入り口にはクリアのビニールシートをはった。外からは額縁のようなエッジによって内部空間が切り取られ、ドアがないことによって外部へ最大限解放できギャラリーだけでなく、内部空間への採光のための機能ももたせている。内部へのアプローチはシートに取り付けたファスナーの開閉によって入ることが出来る。エントランス入って直ぐのオープンスペースはオーナーのギャラリーとなっており、奥のホワイトボックスは設計事務所のオフィス空間となっている。オフィス部分はギャラリー空間と一体感をもたせるため短手が1500mm程度にし、柱とも壁でもなく曖昧なスケールによって空間を分節することなく大きなワンルームのような空間をつくった。

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